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19世紀イギリスについて、創作活動するために調べたこと。

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単発前装長身銃2012-02-16

単発前装長身銃はストーリーと関係が無い
(どちらかと言うと後発リボルバーを調べようと思っていた)が、
着火のタイプなどいろいろややこしいのでちょっと調べた。

19世紀
マスケット銃(欧)。着火方式はフリントロック、ホイールロックなど様々
ジェザイル銃(中東)。着火方式はフリントロック、ホイールロックなど様々
ジェザイルの威力は前者と変わらない。「緋色の研究」で帰国したワトソン君が「アフガンでジェザイル銃で撃たれた」と語っている。

フリントロック フリント(火打石)がこすれて着火して、自動的に火蓋が開いた火皿に突っ込まれる。火蓋も自動的にバネによって閉じるのがミソっぽい。

Wikipediaフリントロック

ホイールロックの着火方法は調べてないが、ホイールが回るのが不確かで他の着火法に比べて少し信頼性に劣る?ホイール自体が高価。

火縄銃(日本)も同期的存在だが
日本はなぜかフリントロックやホイールロックを採用せず、マッチロック(火縄)に固執する。着火時にぶれのあるフリントロックよりも精度が高いのが特徴だそう。

火縄は最初から着火した状態になっている。(煙草の火のような状態)
銃口から火薬と弾丸を詰め、長い棒で詰め固め、火蓋の内部に薬効を詰める。
火蓋を開いた状態で火縄に火をつけて、獲物を狙う。
引き金をひくと火縄が火蓋に突っ込まれて火薬に着火し、玉が出る。

Wikipediaマッチロック
名古屋城鉄砲隊(火縄銃の放ち方)
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「歴史、形、用法、威力 武器」
編ダイヤグラムグループ 訳田島優、北村考一 初版1982年12月20日
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