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19世紀イギリスについて、創作活動するために調べたこと。

ジョージ6世

英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

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英国王のスピーチ
ざくっとあらすじ:
王太子ジョージ6世(現女王エリザベス2世の父)は幼少のトラウマから吃音があった。様々なセラピストの治療を受けていたが改善しなかったジョージ6世は、ある日妻のエリザベスが新聞広告からチョイスしたオーストラリア出身のライオネル医師の元をたずねた。ライオネルの治療はユニークだった。医師は「診察では二人は平等」といい、王に親しく話しかけて治療をスタートさせた。ジョージ6世の心はかたくなで一度は治療を投げ出したが、ライオネルのもとで録音した朗読が思いの外すらすらと読めたことに心を動かされて治療を続けることにした。演劇のように肺活量を鍛えたり、リズムに乗ったり、時には心の中の汚い言葉を吐き出したりしてライオネルの治療は進んでいった。
しばらくしてジョージ5世が亡くなり、兄のエドワード8世が即位した。しかし兄は2度の離婚歴のあるアメリカ人女性(しかもドイツと関係がある女性)と結婚したいがために王位を弟に譲ってしまった。これは兄が王になると思い込んで何の準備もしていなかった弟にとって最も恐るべき事態だった。1936年12月12日、ジョージ6世は望まぬ即位をした。
ジョージ6世には自身がなかったが、ライオネルの猛特訓を続け、ドイツへの宣戦布告のスピーチも見事にこなした。その後のスピーチは全てライオネルが立ち会った。太平洋戦争を経て、ジョージ6世は侵略運動から英国を守るシンボル的な存在になった。やがて王は医師に勲章を与え、彼らは一生の友であった。

ジョージ6世
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