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19世紀イギリスについて、創作活動するために調べたこと。

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ギニー

ギニー

1ギニーは21シリング。
1ポンドは20シリング。

ギニーで払うと、ポンドで払うより5パーセントのチップが上乗せという意味。1971年に通貨が10進法になって使われなくなった。

コメント:ややこしい。。。
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セント・ポール大聖堂


より大きな地図で セント・ポール大聖堂 を表示

映画ではこのセント・ポール大聖堂が列車の橋越しに見える絵が大体描かれている。作品によって西側の2つの塔が見えたり見えなかったり。この橋がどこにあったのか、複数あったのかについては探してない。いつも引用している書籍に空襲後の焼けてしまった橋の写真が掲載されていた。
アングルもだいたい同じなので様式になってるのかなと思う。

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コメント:
全て見比べたけど、原作を読んでいない…。

19世紀イースト・ロンドンのスリ

この書籍から
安保則夫「明石ライブラリー81 イギリス労働者の貧困と救済ーー救貧法と工場法」2005年10月20日初版


268ページ
7歳の子供が盗みで稼げる額
週あたり10シリング6ペンス

まっとうな労働で稼げるのは盗人の半額以下
・マッチ製造工場
盗人と同じ10シリング6ペンスを稼ぐためには、マッチならば週56グロス=8064個のマッチを作らねばならない。1日あたりなら1296個。
箱を乾かす燃料、糊、糸は労働者の自腹。
(1グロス=12ダース=144個)

・ズボン縫製業
1日あたり1シリング
労働時間17時間。朝5時から夜10時。食事なし。

・オーバーコート縫製業
警察官のオーバーコート。
歩合制で1あたり着2シリング10ペンス。1着仕上げるのには2日かかる。

労働者たち
・夫が盲目で自分も右手が手が不自由であるのにマッチ製造工場で朝晩働いている女性
・老夫婦
・酒のためではなく子供の服を質に入れる母親※1

倫理観
まっとうな労働では犯罪者の半分も稼げない状況ではあったが、正しい労働で賃金を得ているもののほうが圧倒的に多かった。

コメント:※1酒(ジン)のために実子を救貧院から釣れだして身ぐるみを剥いで死体をベスナルグリーンの溝に遺棄した母親もいました。

19世紀中葉の交通混雑

川成洋/石原孝哉「ロンドン歴史物語」丸善ライブラリー 平成6年
この書籍より。

図書館に返す前に交通混雑状況をメモ

220ページ
ディケンズが「ドンビー父子」の中で書いたロンドンの交通混雑。

・ゴタゴタに寄せ集められた雑然とした荷車も群れ
・いたるところにどこにも通じていない橋
・全く交通不能な往来
・半分まで取り壊された煙突
・木造住宅、粗末な住宅
・未完成の壁、アーチ
・建築用の足場と瓦礫群

1872年に描かれた絵画(地下鉄開通10年後) セント・ポール大聖堂付近 221ページ
空襲の後(上記の絵画の20年後)のセント・ポール大聖堂付近 229ページ


コメント:この絵画と写真の出展がわからないのだが…フロム・ヘルの映画でもまったく同じアングルで描かれていたのでなんか有名な場所なのだろう。